こんにちは、「お金の教養スクール」を運営しているゆずです。
将来、自由な人生を送りたいと思っている20代、30代の会社員の方に向けて書きました。
本記事を読むメリットは、
・将来自由な人生を拓ける
・お金を働かせる方法が学べる
・金融リテラシー(金融知識)が上がる
です。お金持ちになりたい方は最後まで読んでください。
それでは本題にはいります。
目次
経済的自由(FIRE)とは
はじめに経済的自由「FIRE(読み:ファイア)」について説明します。
経済的自由(FIRE)とは、「Financial Independence(経済的自立)、Retire Early(早期退職)」のそれぞれの頭文字を並べた造語
具体的にどういう状態かというと、
大きな資産を築くことでお金のために働くことから解放される生き方です。たいていは資産運用で若いうちに大きな資産を築いて、その配当収入で暮らすという状態です。
FIREには4種類あります。生活費すべてを資産収入で得る再現性の低い方法や、生活費の半分は資産収入で残りの半分は、自分のやりたい仕事で生活する方法もあります。
詳しくは以下の記事で解説してます。
経済的自由(FIRE)を達成する方法
投資のタネ銭をつくる
まずは無駄なコストを削減して、投資のタネ銭を作ることから始めましょう。
生活費には「固定費」と「変動費」があります。毎月、発生している「固定費」を減らすことから始めるのがオススメです。理由は、最初やれば永続的に効果があらわれるからです。(例、格安SIMに変えてみる。不要なサブスクを解約する)
固定費・・住居費、保険料、通信費、水道光熱費、自動車費、サブスクなど
変動費・・食費、日用品費、交際費、美容費、医療費など
毎月、なににどのくらい払っているのかわからない人は家計簿をつけて、支出を把握することからやってみましょう。
また投資にはリスクがあります。そのため余剰資金で実施することをオススメします。
株式投資は余剰資金で小額から運用すること
資産を運用する
次に貯めたお金を株式投資で運用します。投資にはさまざまな手法がありますが、私は株式投資を推奨しています。株式投資が最適な理由については後述します。
・株式投資
・不動産投資
・仮想通貨
・FX(外国為替取引)
・債権
資産が大きくなったらリタイア
経済的自由(FIRE)を達成するには、毎月いくらお金があれば生活できるかを考えなければなりません。ここでFIREをする上で最重要な「4%ルール」についてご説明します。
「4%ルール」とは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方。
たとえば年間支出が240万円(月々20万円)であれば、5,000万円の資産を築いて、年利4%で運用すれば、理論上は資産を減らさずに生活することができます。
なぜ4%なのかというと、アメリカの有名な株価指数S&P500の平均成長率は7%で、そこからアメリカのインフレ率の3%を引くと、S&P500に投資していれば4%増えることから、「4%ルール」と定められました。
S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している株価指数です。ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している銘柄から、アメリカを代表する500銘柄で構成されています。
株式投資が最適な3つの理由
「値上がり益」と「配当所得」の両方を得ることができる
株式投資では「株式の値上がり益(キャピタルゲイン)」と「配当金(インカムゲイン)」から、所得を得ることが可能です。配当金で再投資することで、資産増加のスピードが加速します。ある程度のまとまった配当金がもらえるまでは、配当金を再投資に回して、資産を増やすことをオススメします。
値上がり益・・買った株式の株価が上昇することにより得られる利益
配当金・・企業の利益の一部を株主に還元すること
複利の力を活用できる
先ほどは配当金を再投資して、資産を増やすとありましたが、皆さんは「単利」と「複利」の違いをご存じでしょうか?
あの有名なアインシュタインが「人類最大の発明は複利である」と言ったように、お金を上手に増やしたいとき、最も手っ取り早いのは「複利」の力を活用することです。
「単利」・・元本にのみ利子がつくこと
「複利」・・投資で得られた利子を再投資することで、利子も含めた新たな元本に利子がつくこと
下の図は毎月3万円を20年間、貯金した場合と年利4%のインデックスファンドに投資した場合を表す図になります。
貯金だけの場合は20年目に720万円ですが、投資して年利4%の利子を得た場合は1,100万円になり。その差は380万円にもなります。時間が立つほど差が大きくなりますので、早く始めるほど複利の力が大きくなるのがわかると思います。
イメージとして、雪だるまがよく例えられます。小さな雪のボールを転がしていくと、付着した雪の上に新たな雪がついていき、どんどん大きくなります。利子も同様で、最初に投じるお金(ボール)に利子(雪)がつき、その利子の上に利子が上乗せされていくことで、資金がどんどん増えていきます。
気になる方は金融庁がだしている「資産運用シミュレーション」をやってみてください。
給与所得に比べて税率が低い
所得は10種類あり、サラリーマンの方が毎月頂いている給料は「給与所得」、株式会社からの利益の配当や投資信託の収益の分配による所得は「配当所得」に分類されます。
【所得の種類】
- 給与所得・・サラリーマンに対して支払われる給与や賞与による所得
- 不動産所得・・土地や建物などを貸して、不動産からの家賃などによる所得
- 事業所得・・自営業やフリーランスなどの事業を営むことで得る所得
- 配当所得・・株式会社からの利益の配当や投資信託の収益の分配による所得
- 退職所得・・退職時に勤務先から受け取れる退職手当、退職一時金による所得
- 利子所得・・国債や地方債、預貯金の利子、公社債投資信託の収益の分配などによる所得
- 譲渡所得・・所有している土地や建物の売却益による所得
- 山林所得・・5年を超えて所有する山林を伐採して譲渡したときの所得
- 一時所得・・営利を目的とする継続行為から生じた所得以外の所得
- 雑所得・・副業や年金などの上記の9種類の所得に該当しない所得
給与所得の最大税率は55%(課税所得45%+住民税10%)です。一方、株の場合は売却益にかかる税金は約20%となり、配当金にかかる税金も同じく約20%です。
国が支援している「NISA」は「NISA口座(非課税口座)」で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
投資初心者の方は、少額から始めれる「積立てNISA」がオススメです。
株式投資の始め方
証券会社で口座を開設する
はじめに証券会社で口座を開設する必要があります。私のオススメは「楽天証券」と「SBI証券」です。
楽天モバイルや楽天市場をよく利用する方は、ポイント利用できる為、「楽天証券」がオススメです。また、ETF(上場投資信託)を購入したい方やドル資産を保有したい方は、手数料の安い「SBI証券」がオススメです。
私は積立てNISAを「楽天証券」を利用し、ETFの購入などは「SBI証券」を利用しています。迷ったら両方使ってみて、使いやすい方をメインにしたら良いです。
口座に入金する
次に入金ですが、まずは少額から始めてみましょう。投資に慣れてきたら、徐々に金額を上げていくと良いでしょう。
投資信託を購入する
「積立てNISA」は、長期・積立て・分散投資のため、日々の値上がりや値下がりはあまり気にせず、長期的に運用しましょう。
「積立てNISA」対象商品には、さまざまな種類があり、初めての方はどれを購入しようか迷うと思います。投資初心者の方は全世界株か全米株が最適です。
・SBI・V・SP500インデックス・ファンド
・SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
記事のまとめ
最後にまとめで終わりたいと思います。
・経済的自由(FIRE)を達成する為には株式投資が最適
・株式投資は早く始めれば始めるほど、複利の力を活用できる
・最初は積立てNISAで少額から始める
最後まで読んでいただきありがとうございました。
会社やお金に縛られない自由な人生を歩んでいきましょう!
それではまた他の記事でお会いしましょう。